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お知らせ

胸部レントゲン検査にAI機能が加わりました。

結節・腫瘤影は、X線画像に写る類円形の陰影で、肺がんが疑われる所見です。また、浸潤影は、境界の不明確な陰影で、主に肺炎や結核などの感染症に見られる画像所見です。

気胸は、肺に穴が開くことで肺がしぼんでいく病気で、胸部X線画像では、肺と胸腔の間に空気領域が認められます。肺がんや肺炎、気胸は、発見が遅れると重篤化する可能性があることから、早期発見が重要です。

しかし、胸部単純X線画像では骨や血管などがすべて重なって写るため、病変を視認しにくいケースがあります。見落としを最大限に抑制させるために、当院ではAI機能を用いて診療を行っていきます。

(検査に対して追加料金はかかりません。通常の胸部レントゲン検査を行う費用と同じです。)

(1)ヒートマップ表示、スコア表示機能

結節・腫瘤影、浸潤影、気胸の候補領域を検出し、それらの異常領域の存在の可能性(確信度)を青から赤までのグラデーションカラーで表示します。確信度が低いほど青く、高いほど赤く表示します。また、各検出領域に対応する確信度の最大値をスコアで表示します。

(2)3つの画像所見に対応

本ソフトウェアの検出対象は、主要な肺疾患の画像所見である結節・腫瘤影、浸潤影、気胸の3所見です。健康診断や日常診療などにおけるさまざまな胸部単純X線検査で幅広く活用していきます。